家査定前の準備 借入金残高の確認

家査定前の準備 借入金残高の確認

住宅ローン返済中に家査定を行う場合、
売却を行う時には、住宅ローンを完済する必要があることです。

売却代金が、住宅ローンの借入残高より多ければ、問題ありませんが、
少なれば、自己資金から充当して完済する必要があります。

借入残高の方が多くなってしまう場合は、
金融機関に相談して、別途ローンを組んでもう必要があります。
売却を始める前に、必ず相談する必要があります。

ローンの返済期間と購入時の自己資金。
土地と建物の金額のバランスによって、
借入残高と売却金額の関係は大きく変わってきます。

築10年未満の場合
新築物件を購入の場合、
自己資金を2割から3割程度いれていないと、
借入金の残高の方が多くなるケースが大半です。
30~35年の返済で住宅ローンを組んだ場合は
残高が思ったより、減っていない可能性があります。

築10年~15年の場合
返済期間を20年~25年で組んでいる場合と
30年~35年で組んでいる場合で大きく残高に違いのある時期です。
返済期間の半分まで来ていれば、土地の評価額が大幅に下がっていなければ
売却金額の方が高くなるケースが増えてきます。

築16年~20年の場合
返済期間を20年~25年で組んでいる場合は、
土地の評価分、売却金額で手取りが残る時期です。
30年~35年で組んでいる場合では、
建物の評価金額が0に近づいてくるので、
メーカー系住宅でないと、厳しくなります。

築20年~25年の場合
返済期間を20年~25年で組んでいる場合では
残債が残っていも、自己資金で返済が可能。
30年~35年で組んでいる場合では、
残債が1000万円を切ってきます。
売却金額が上回るケースが増えてきます。



借入金の残高を確認する時の注意すべき点は、

今現在の残高だけでなく、
売却期限の最後の残高も確認しておくこと。
月々10万円くらい返済していれば、
半年後は50万円くらい残高が減っています。

半年後に、売却代金が入金される場合、
完済資金は、50万円少なくなります。

その分、売値を下げることが可能になります。


家査定後 ⇒ 家の売却
に進む場合、
前向きな理由で売却を進める場合は、
手元資金が残る形で売却したいと考えていると思います。

住み替えの場合、
自己資金や諸費用部分でお金は掛かりますので、
住宅ローンの完済にお金は回したくないところです。


家賃が掛からない場所に引越しする場合でも、
引越費用だけでなく、
廃棄物の処分費用、現状回復・クリーング費用等が掛かります。

自宅を売却するのに、
そのままでは売りにくい場合は、
リフォーム工事費用も必要になります。

売却する際の資金計画に
借入金の残高は大きく影響します。

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